お部屋探しのお客様の応対です。地域の新しい空室情報がないか朝一で確認し、空室となったお部屋があれば下見を行います。また室内の写真を撮ってインターネットの広告媒体に反映させます。
反映する作業は広告媒体が複数ありますが、どの媒体も営業支援ソフトを使って入稿しますから、慣れれば簡単なものです。
私は、そういった作業工程は苦にならず、むしろお部屋の特徴を掴んだコメントを考えるのが楽しいです。
また、店頭内の空室情報のチラシについても自分たちで工夫し内容やレイアウト等を決めています。
お客様からいただくお問合せも、そういった自分で作ったものに対するダイレクトな反応ですから、お問合せをいただくとやりがいに繋がります。
そして、お客様のご対応の際にはご希望条件を伺いながら、お客様の生活スタイルについてお聞きしたり、それに基づいて想像を膨らませたりしてぴったりとおもうお部屋を提案しています。お部屋をお決めになられた後もお引越しがスムーズに進むよう、契約の準備をしたり、ゴミの出し方を説明したり、先回りしてフォローをいたします。

お部屋探しを通して、たくさんの人生が垣間見えるのが楽しいです。
人間観察がすきな人にはうってつけの仕事ですね。
また、大家さんの大切な財産を扱っているので、責任ある仕事だとやりがいを感じています。
営業経験が増えるにつれ、物件知識が増えてきて、地域の相場観を語れるようになってから特におもしろくなりました。
関連知識として、家の買い方とか、ローンの組み方、相続の大変さなどなど、自分の人生において知っておかなければいけないことも自然と身に付きますので、ありがたいです。

多くの方が就職や結婚を機にお部屋をお借りになられます。また土地を手に入れマイホームを建築される方もいらっしゃいます。
お客様の人生において不動産にまつわる重要なイベントに立ち会う事ができます。
また不動業界は生きていく上で必要な衣食住の住の部分にあたり、この先もなくなることがない仕事のひとつであることが魅力だと思っています。

年齢層に幅があるのに、全員が「さん」づけで呼び合う分け隔てのなさは自慢できるとおもいます。
新人さんだから気づくこともある、という考え方も浸透していて、改善策が通りやすく、風通しがよいです。一方、笑顔とあいさつ、掃除（気付き）は徹底的に言われますので、メリハリのある社風です。
季節を押さえた行事は、昭和からの会社ならではだと思います。お花見、地域のお祭りでお神輿を担ぐ、酉の市で熊手を買う、社員旅行、もちろん忘年会などあるのでとてもアットホームです。

未経験の方でも大丈夫です。
特に弊社は不動業界未経験で入社した人が多いので安心してください。
私の場合は入社してすぐに社内研修もさることながら、業界団体が主催する新人研修に参加させてもらいました。はじめて座学で、建物の構造や専門用語、契約内容について復習でき、点と点が繋がって線になった！とおもいました。
新人時代に限らず、外部研修への参加は半期に６回という目標もあるくらいですから、
つねに勉強の連続です。
また様々な人と関わるので、お話しするのが好きな方には特におすすめです。

新人さんを迎える初日に、弊社代表が必ず言う言葉があります。「最初はだれしもが新人だった。そのときをおもいだして、今日の新人さんに丁寧に教えてあげてください」。
私もこの言葉も肝に銘じています。
衣食住に関わる仕事は、自分の生活にも直結する知識ばかりで、役に立ちますよ！